東京都市大学 校友会 都市 vol.11 2024 March
28/32

【追悼】■楷の木会■新美砂会RINGプロジェクトリーダー 加藤 広樹(2013自然科学)27 |都市 vol.11そのほか、2023年の事業は以下の通りです。①2022年度さきがけ賞授与(6名) ②フレッシャーズキャンプTA費用支援 ③2023年さきがけ総会開催 ④会報「さきがけ」14号発行 さきがけ賞受賞者は、木村駿介さん、高嶋佳さん、富山琢史さん、成田亜美さん、保坂真帆さん、宮尾美月さんです。おめでとうございます。学生との交流会では、自然科学科学生会の支援、そして在学生と卒業生の交流を目的として行いました。現在、自然科学科学生会は、様々な活動の復活を目指しています。卒業生として、コロナ禍で受け継がれなくなってしまった伝統を引き継ぎつつ、新しい学生会の活動を支えていきたいと思っています。さきがけにおいては、新規スタッフの募集をしております。ご協力をいただける方は、sakigake_tcu@yahoo.co.upまでご連絡をお願いいたします。3名の卒業生に講演いただき、磯川さん(06年度環境卒/小堀研)は主夫をしながら食育や自然体験活動されていること、郷さん(06年度環境卒/伊坪研)は子育てしながらも逞しくご自身のキャリアを構築されていること、枝迫さん(20年度環境創生卒/北村研)は卒業して2年目のまだ悩んでいる最中の様々な背景の卒業生のリアルトークを聞くことができました。同じキャンパスの卒業生の中で本当に広い分野での繋がりがあることが再認識でき、とても嬉しくもあり刺激的でした。また、佐藤真久先生の特別講義の中で、持続可能な社会のために、卒業生3名のようにそれぞれの自分の好きなものを選択していくことが重要だとお話してくださり、「持続可能な社会」がより自分事に聞こえてきました。ホームカミングデーで同窓生や学校との繋がりを思い出せる貴重な機会になりました。本会会長小林菊恵氏がかねてより病気療養中のところ、昨年7月15日にご逝去(享年85歳)されました。小林会長は東横学園女子短期大学卒業第一回生として、昭和33年5月の「みさご会(後に美砂会と改称)」発足より長きにわたり同窓会と母校の発展に尽力して来られました。殊に昭和42年に就任された第二代英修道学長より、私学における同窓会の果たすべき役割はかくある左から: 佐藤真久教授、磯川さん、郷さん、枝迫さん会長 依田 未紗稀(2017自然科学)2023年に新型コロナウイルスが5類に分類され、活動の制限が減ってきました。さきがけは10周年となり、2022年より新体制での活動を行っています。卒業生同士の交流を深めるため、高橋弘幸さん(2020)を筆頭に、2024年に第3回ホームカミングデーの開催を予定しています。詳細はホームページに記載する予定です。副会長 川辺 加代子(1975国文)清田 華代(2005環境情報)2023年9月17日(土)横浜祭初日Homecoming Day 2023-第17回 同窓生の集いを実施しました。4年ぶりの対面開催で多くの同窓生や関係者の方々にお集まりいただきました。⑤学生との交流会べきとのご指導と絶大なるご支援を受け、全国14の地方支部発足並びに整備、全国規模での在学生の父兄会と合同で地方支部会開催、学内での売店・コーヒーコーナー経営と教科書販売、本会所有の軽井沢「山の家」の運営等々、多岐にわたり活動の場を拡げられました。また、美砂会奨学金の設置、学生食堂の運営など在学生の支援にも尽力されました。この活動の規模と内容は女子のみの短期大学同窓会としては比類なきものであったと言えるでしょう。設立10周年を迎えた「東京都市大学校友会」発足の際にも尽力され、校友会副会長として活躍されました。ここに小林会長のご功績を偲ぶとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。【新美砂会本部活動解消のお知らせ】さて、本会の常任幹事による新美砂会本部としての活動は本年3月末をもって解消させていただくことになりました。背景としては、固定化している現メンバーが高齢となり、それぞれを取り巻く環境変化のため、組織としての活動継続が困難となりました。2022年4月に等々力キャンパスの世田谷キャンパスに統合に伴い新美砂会事務局が閉鎖して以降は、窓口は校友会事務局に一本化されておりますが、支障がないこともわかり決断するにいたりました。引き続きお問い合わせ等は校友会事務局にお願いいたします。本部は解消しても旧東横学園女子短期大学の卒業生がいる限り「新美砂会」は存続しますので、今後は一会員として皆様と共に校友会諸行事や支部総会等々に参加していくことになります。長年にわたり新美砂会活動にご理解ご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。東京都市大学校友会は都市大コミュニティ活性化のため、様々なメディアを通じて、各種イベント・プログラムを行い緊密なネットワーク形成を図っております。一方で、若手会員が校友会役員になることや校友会活動そのものへの興味・関心が薄れており、近年における若手会員の校友会活動への参加状況については、以前より活発ではなくなっていると感じております。そこでRINGプロジェクトは若手卒業生の校友会活動への参加を促すため、マーケティング戦略を通じて、より若手が参加しやすいイベントや取り組みを実施しています。2023年のRINGプロジェクトの活動は、2013年以降に都市大を卒業した方を対象に秋の山梨で大人気のマスカットを楽しむ「シャインマスカット狩りバスツアー」を実施しました。このツアーには非常に多くの参加エントリーがあり、残念ながら希望者全員を招待することはできなかったものの、卒業間もない友人同士やご夫婦、お子様を連れたご家族を含め総勢44名で実施することができました。マスカット狩りのほか、ワイナリー見学、ハーブ庭園、信玄餅詰め放題も体験でき、季節を楽しみながら若手の会員同士が交流できる機会を作ることができました。引き続きRINGプロジェクトでは若い方々を対象としたイベントの企画運営を計画しておりますので、お気軽にご参加ください。また新しいイベントの企画や運営に挑戦したい方におかれましてはRINGプロジェクトメンバーの募集も行っております。校友会事務局までお問い合わせください。学科同窓会だより■さきがけ

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る