7755384343近年の主な就職先学生支援部部長 住田 曉弘民間企業3カ年合計37東京電力ホールディングス36日本電気(NEC)32富士電機31大成建設30凸版印刷26SUBARU26いすゞ自動車22清水建設20日立製作所19NECソリューションイノベータ18三菱電機スズキ17本田技研工業(Honda )1717東急建設富士通1616富士ソフト16世紀東急工業日立社会情報サービス16鹿島建設15東海旅客鉄道(JR東海)1413キヤノンミネベアミツミ1313五洋建設13熊谷組NSD133カ年合計2617141010公務員2023年3月卒2022年3月卒2021年3月卒131110811108864108276643626644414117141378759658555574523555101415969107962475557657544442023年3月卒2022年3月卒2021年3月卒116614都市 vol.11| 28就職環境■2023年3月卒業・修了生の就職状況:新型コロナの影響も落ち着いてきた印象となった23年3月卒の就職状況ですが、就職(内定)率は全国平均97.3%(文部科学省:前年比1.5pt増)と高い数値となり、本学においても97.7%と堅調な実績を残すことができました。コロナの影響で採用見合わせや採用縮小となっていた業界・企業なども求人再開、採用数増に方針転換し、大卒求人倍率も前年度の1.50倍から1.58倍と回復傾向にあります。採用選考では多くの企業がZoomなどのオンラインツールを活用しており、企業説明会や面接はオンライン・対面を就活生が選べるような形式をとる企業が増えてきました。しかし、オンラインを併用しながらも最終面接については対面で実施する企業も多く、オンラインの情報だけでは得られない対面の重要性も改めて見直されたように見受けられます。採用手法の多様化は進んだものの、求人倍率、就職率の面からはコロナの影響からほぼ脱した年であったと言えます。■2024年3月卒業・修了生の就職環境:2024年3月卒(現4年・M2)の就職活動では、3年生・M1生の夏や秋冬に実施したインターンシップ、1DAY仕事体験等の参加学生に対して、早期選考につなげる動きが加速し、学業に悪影響を与えかねない「就活の早期化」が問題視されるようになりました。一方で職務を限定した専門職を採用する「ジョブ型採用」を採り入れる企業も徐々に増えつつあり、採用の多様化も進む傾向にあります。また、新卒初任給を引き上げる動きなども多くみられるようになりましたが、俗に「オワハラ」と言われる、企業からの「就活終われハラスメント」なども散見され、人材獲得のために企業側が苦慮している印象もあり、学生有利の売り手市場であると言えそうです。とはいえ、学生は早いうちからインターンシップの早期選考への対応、希望業界や企業を早期から絞り込まなければならないなど、戸惑いながらの就活を強いられるケースも見受けられました。24卒を対象とした文部科学省発表の2023年12月時点での国公私立大学の平均内定率は「84.4%」となりました。本学においては12月時点で学部生は88.0%、大学院生では89.4%の内定率と高い数値にはなっておりますが、本学としましては、まだ活動を継続している学生に対しての支援は最優先と認識しております。これからも学内での企業セミナーや継続して採用している企業の情報を収集し一層の就職活動の支援を実施してまいります。■2025年3月卒業・修了生の就職環境:2025年3月卒(現3年・M1)の採用選考時期も今年度と同様となりますが、採用選考の多様化や国内外の経済、政治の変動による環境の変化の可能性は高まっています。さらには25卒の学生より、本来の就業体験と認められる一定の要件を満たしたインターンシッププログラムに参加した学生については、その情報を受入れた企業は3月以降の採用選考の評価に活用することが可能となりました。学生が変化に戸惑い、不利益を被らないように本学としても十分に対策をしていきます。また、今年度より限定された大学の在学生と卒業生をつなぐサービスツールである『ビズリーチキャンパス』を本学も利用できるようになりました。本サービスは、いわゆる「OBOG訪問」を登録された本学卒業生(所属企業から登録または卒業生自ら登録)に対してオンラインで行える仕組みとなっています。引き続きまして、校友会の皆様からも学生への直接的、また情報提供などの間接的なご支援も一層賜りますようお願いいたします。最近3か年の主な就職先を以下に示しました。より詳細な資料は大学ホームページ(HOME>就職・キャリア>就職実績>年度別主要就職先一覧)をご覧ください。横浜市役所神奈川県庁東京都庁渋谷区役所世田谷区役所2023年度 就職動向と支援就職動向
元のページ ../index.html#29