校友会 会報 12号 2025 March
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東京都市大学アイスホッケー部創部65周年記念式典において、OB・OG、現役部員を含む総勢140名が一堂に会し、盛大に開催されました。今年の節目では、OB会長が第5代津川俊之さん(昭和53年度卒)から第6代松本浩一さん(昭和58年度卒)へと引き継がれ、新たなリーダーシップのもと、OB会と現役部員の更なる発展が期待されます。式典には、東京都アイスホッケー連盟会長の江守秀次様、そして東京都市大学学長の野城智也様というご来賓のお二方にもご出席いただき、現役部員たちに対して熱い声援と激励を賜りました。お忙しい中駆け付けてくださったことに、改めて感謝申し上げます。現役部員たちは、夜遅くまでの練習にもかかわらず、学業との両立に苦しみながらも、日々前向きにアイスホッケーに取り組んでいます。アイスホッケーは他のスポーツとは異なり、大学から競技を始める部員がほとんどです。ゼロから同じスタートラインに立ち、まずはスケートを習得し、次にスティックワーク、そして実戦へと進む段階的なプロセスが特徴です。初心者たちが毎年、着実に成長し、迫力あるプレーを見せる姿は、私たち指導者もいつも驚かされています。さらに、多くの部員がアルバイトをしながら高額な部費を自ら支払い、練習と勉学に励んでいます。このような努力がついに2023年度、関東大学アイスホッケーリーグ戦DivisionⅣで全勝優勝という結果に結実し、DivisionⅢへの昇格を果たしました。現役部員たちの素晴らしい活躍を誇りに思います。私も第7代監督として指導にあたった経験から、部員たちがいかに努力を重ね、成長してきたかを深く感じております。特に、結果がすぐに出なくとも、彼らがアイスホッケーに費やしてきた時間と努力は、社会に出た後も必ずや大きな財産となるでしょう。部員たちにはその自信を胸に、今後も成長し続けてほしいと心から願っています。東京都市大学アイスホッケー部は、65年という長い歴史の中で、先輩たちの熱意と努力に支えられ、ここまで発展してきました。これからも、先輩が後輩を導き、後輩は先輩を敬いながら、さらに部の伝統を引き継いでいくことでしょう。OB会と現役部員が一丸となり、新しい挑戦に向けて前進していくことを、私たち全員で期待しております。第5代津川OB会長第5第8代森本監督4年水谷主将第7代(前)監督 三木 正智13 |都市 vol.12サークル活動紹介(アイスホッケー部)

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