7989867654766434354322433338882866744456622364362123267778855559453457842573465457433664834312111312141314111114101210101011TOPPANホールディングス大成建設東京電力ホールディングス日本電気(NEC)三菱電機富士電機SUBARU清水建設いすゞ自動車本田技研工業(Honda)スズキ富士通富士ソフト東急建設ソリューションイノベータエヌ・ティ・ティ・データ世紀東急工業京セラ鹿島建設日立製作所日産オートモーティブテクノロジー日野自動車前田建設工業キヤノン五洋建設日立社会情報サービスミネベアミツミアルファシステムズ東日本旅客鉄道(JR東日本)東海旅客鉄道(JR東海)セイコーエプソン国立研究開発法人日本原子力研究開発機構横浜市役所東京都町神奈川県庁世田谷区役所様化も進む傾向にあります。ただ、日本の新卒採用では、「日本型ジョブ型採用」と言われ、初任配属のみを約束した総合職としての採用形態をとる企業が多いことも指摘されています。また、売り手市場を反映して、大手企業を中心に初任給を引き上げる企業が多くみられるようになっています。本学ではキャリアガイダンスや校友会が主催する進路相談会、また企業説明会、また個別相談の機会などを通じて、就職・採用の最新の情報を学生に伝えて支援を行っています。現在でも一部活動を継続している学生もいますので、この学生達への支援を最優先としつつ、低学年の学生に対してもキャリア教育などの機会を通じて、授業・研究・課外活動などの重要性を伝え、将来、社会で活躍できる人材に成長する意欲を高められるように支援を継続してまいります。引き続きまして、卒業生の皆様のご協力をいただけますと幸いと存じます。最近 3 か年の主な就職先を以下に示しました。より詳細 な資料は大学ホームページ(HOME >就職・キャリア>就 職実績>年度別主要就職先一覧)をご覧ください。就職環境近年の主な就職先■2024年3月卒業 ・ 修了生の状況:新型コロナの影響も落ち着き、各産業の採用意欲も高まり、大卒求人倍率も前年度の1.58倍から1.71 倍とさらに改善する環境下で就職活動を過ごした、24年3月卒の学生の就職状況は、就職(内定)率が全国平均 98.1%(文部科学省 : 前年比0.8pt 増)と昨年よりも高い数値となりました。本学においても堅調な実績を残すことができています。特徴として採用選考では多くの企業が Zoomなどのオンラインツールを活用し企業説明会や面接を実施するようになりました。ただオンラインを併用しながらも最終面接については対面で実施する企業が大半で、オンラインの情報だけでは得られない対面の重要性も改めて見直されたように見受けられます。求人倍率や採用意欲などの面からはコロナの影響からほぼ脱した年であったと言えます。■2025年3月卒業・修了生の状況:2025年3月卒(現4 年・M2)の就職活動では、3年生・M1生の夏や秋・冬に実施されたインターンシップ等に参加した学生に対して、早期の選考につなげる動きが加速し、「就職採用の早期化」が一層問題視されるようになりました。一部の学生にとって早期から就職活動を開始しても、なかなか内々定が得られず、長期間にわたって就職活動を継続しなければないという問題もありますし、内々定を得たとしても多くの企業は採用を継続していますので、もっと自分に合う企業があるのではと考え、多くの学生が就職活動を続けてしまう問題もあります。就職活動自体には、大学での授業や研究、課外活動などと比べて学生を成長させる効果は高くなく、そこに時間を費やすことは社会に出てから必要となる能力を開発する機会が減ってしまうという、学生にとって良くない影響があるとも考えられます。一方、企業側からの視点で見ると、内々定を出しても辞退する学生が多数存在し、企業として計画する採用数に到達するためには、辞退率を予測しながら、長い期間採用活動を継続することが必要となったり、内々定者のフォローに大きなエネルギーを費やさなければならない状況になっています。あわせて企業が辞退する学生を減らすことを意図して「オワハラ(就職活動終われハラスメ ント)」と言われる事象がおこっていることも大きな問題になっていて、政府からも注意喚起がなされています。これは企業が学生に対して早い時期に内々定を出した後、学生が就職活動を継続しないようにするために企業が行なうハラスメントです。正式な内定は卒業を控えたおよそ半年前の10月1日ですので、政府からは少なくとも正式な内定までは、学生が自由に就職活動を継続することを妨げてはならないと企業に対して要請しています。オワハラの例としては、内々定を出すことの条件として、就職活動をしている他の企業に断りを入れさせる、とか親や担当教員などの署名を入れた誓約書を提出させる等があります。他に起こっている問題として、一部報道もされていましたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが「新卒紹介採用」というエージェントが職業紹介することによる就職活動も指摘されています。これは、今まで「経験者採用(中途採用)」が中心であった、人材紹介、エージェントを使った就職活動を新卒の学生達に適用するものです。他の特徴では、海外や経験職採用の求人では馴染みもある、専門職を採用する「ジョブ型採用」を採り入れる企業も徐々に増えつつあり、採用の多3カ年合計3カ年合計2024年3月卒2023年3月卒2022年3月卒2024年3月卒2023年3月卒2022年3月卒都市 vol.12| 28民間企業3634343130292524242019181717171515141414131312121212111010101010公務員26131310学生支援部部長 住田 曉弘2024年度 就職動向と支援就職動向
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