校友会 会報 12号 2025 March
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OGが集結した。会の最初には野城智也学長のご挨拶が行2021年に卒業されたOBの方は「今回が2回目の参加で、120名が参加した。22G教室にて卒業生による講演「卒業生たちのいま、そし「わくわく」する感情を交えた自身の研究の歩みを紹介した。3 |都市 vol.122024年11月2日、世田谷キャンパス学生食堂にてホームカミングデーが開催された。今年も世田谷祭1日目の開催となり、武蔵工業大学時代から東京都市大学までのOB・われた。続いて校友会会長皆川勝氏、在学生代表の学生団体連合会本部執行委員長大日方哲さんから歓迎の言葉が述べられた。その後は写真撮影、乾杯の挨拶が行われ、会食の時間となった。参加者は近況報告や思い出話に花を咲かせ、会場は盛り上がりを見せた。歓談のなかエレクトーンサークルによる演奏が披露されると、会場からは大きな拍手が送られた。会場では、武蔵工業大学の卒業生が多い中、現役生や新卒の方も見られた。参加した2名の方にお話を伺った。今年も世田谷祭が開催されるついでに行こうと思った。色々2024年9月15日、横浜祭初日に横浜キャンパス同窓会楷の木会がホームカミングデーを実施した。参加対象は卒業生や教職員から在学生・受験生までと幅広く設定され、第1部の横浜キャンパストークライブ“YC talks”ではてこれから」及び、教員による特別講義「社会人になった君たちに贈る補講」が行われた。特別講義には大谷紀子先生(情報システム学科教授)が登壇し、「『わくわく!』から始まったアナロジー研究」と題して学びのきっかけとなる大谷先生は「自分の芯となるものを持って仕事をしてほしい。『わくわく』が皆さんの芯になると良い」と講義を結んだ。第2部は3号館5階YCホールにて懇親の場が設けられた。参加者同士、飲食と歓談を楽しむ様子が見られた。参加者からは「武蔵工業大学時代から続く様々な世代の方と交流できて有意義だ」「校友会のイベントで知り合った先輩と話せる良い機会だ」といった声があがった。なOB・OGの方に会える良い機会だと思っております」と述べた上で「久しぶりに校舎に来て学生時代に戻ったかのような気分です。ただ、建物が新しくなっているなど以前とも違いがあってそれを見るのも一つの楽しみにしています」と母校に来訪することへの想いを告げた。自然科学科学生会の学生は「OB・OGの皆さんが集結して、こんなに熱気を帯びているとは思わなかった。皆さん都市大が大好きなんだなと会場の雰囲気から感じられた」と普段では見られない光景にとても驚いていた。ホームカミングデーは卒業生の皆さんが母校に訪れる機会だ。また、旧友が社会に出てどういった道を進んでいるのかを知ることは、今後の人生におけるヒントになるかもしれない。本日卒業された皆さんにも是非来年以降のホームカミングデーに参加し、本校での学生生活を懐かしむ時間を味わっていただきたい。今回卒業生講演を行った青地さんは講演について「自身の過去を改めて振り返れた」と述べ、「自身が壇上から講義をするような体験には独特の緊張感があり、面白かった。先生や学生が興味を持って聞いてくれて楽しかった」と続けた。ホームカミングデーと共に横浜祭に訪れると、コロナ禍を経た横浜祭の様子も感じられる。「一度途絶えてしまったものが3年の月日を経てここまで復活しているとは驚いた」と感心する卒業生も見られた。楷の木会の吉村正伸会長は「学生から卒業生まで様々な人が来たことを喜び、今後の開催へ活かしたい」と語っている。秋晴れの中実施されたホームカミングデーは、卒業生が今一度母校に戻り、学生時代とは異なる立場で大学に関わる機会となった。世田谷キャンパス 横浜キャンパス ホームカミングデー

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