2020年5月
会員各位
東京都市大学 校友会
会長 原口 兼正
新型コロナウイルス感染症の拡大に対応する校友会の支援について
標記の件、新型コロナウイルス禍に関する大学の対応につきましては、5月18日からの授業開始にあたり対面授業は中止し、遠隔授業で行っております。そのため、パソコンの用意が難しい学生には貸与しています。また、学修環境を整備するため、学部生及び大学院生に一当たり5万円支給するとともに学費納入期限の延長、学費給付型奨学金等の諸施策が公表されています。 このような状況にあって、校友会では、大学からの要望を踏まえ、以下のとおりの支援策について、常任幹事会のメール審議で承認し、実施することとしましたので、ご理解いただきたくお願い致します。
- 遠隔授業に対応するパソコンについての支援 大学の遠隔授業実施に伴い、パソコンを所有していない学生(約400名)に貸与するパソコンを大学が購入、設定変更する費用の一部として、2,000万円を支援する。
- 緊急奨学金の貸与 後援会が行っている緊急奨学金は、授業料半期額を10名の範囲で貸与する制度があるが、それ以上の申込があった場合の支援として、校友会が1,000万円程度の枠で学生に授業料半期額を貸与する。なお、選考は後援会に合わせて行い、貸与条件等も後援会に準拠する。なお、この奨学金については、2020年度のみとし、2021年度以降については、状況により改めて検討する。
*上記の支援策に係る財源については、2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大により校友会活動の大部分が難しくなっており、2020年度予算(幹事会承認済み)の事業費から、大部分捻出できるものと思われる。
*2020年度事業として新規で行う予定であった「学部在学生でTOIEC点数の伸びの高い上位 50名への奨学金給費」(予算150万円)については、2020年度は見合わせ、次年度以降に実施することとする。