川崎市役所支部のついて
                                   佐々木 奈々(院H24都市基盤)
 
 川崎市役所に入庁してから、早いもので2年が経ちました。働くという事や人と人とのつながりを強く感じた2年間は、初めて聞く言葉や業務内容を覚えるのに必死で瞬く間に過ぎていき、異動希望を書く3年目となりました。
 私の所属する港湾局川崎港管理センター整備課では、羽田空港にほど近い浮島地区や、川崎マリエンのある東扇島等の港湾地区を管轄しています。川崎港は首都圏物流の重要な拠点となって東京、横浜と共に京浜三港に属し、海外との交易も盛んに行っています。その中で、私は港湾施設の維持管理を管轄する係に属し、港湾地区の施設の建設、改修、維持補修を主な業務として行っています。毎日、国内外から川崎港を利用しにやってくる多くのコンテナを積んだ船を一望できる環境で、緑地の管理や桟橋の補修等を担当しています。より身近な施設の維持補修を行う事で、多くの方々に安全に利用していただける事に喜びを感じます。また、維持管理分野は幅広い工事や委託に携われることが魅力の一つであり、その分多くの知識が必要である為、日々努力と勉強の毎日です。
 川崎市役所支部の活動においては、卒業予定者を対象とした企業説明会に参加しています。OBから話を聞く説明会の場は、現役学生に就職案内パンフレットやホームページの内容以上に、より深く川崎市の職場への理解と業務への興味を持ってもらえる良い機会となっていると思います。説明会に臨むに当たり、事前に資料をまとめ、多くの質問に答えられるように時間配分なども考えています。その活動は、川崎市に興味を持ち、入庁する後輩が多くなってきている一因となっていると自負しています。
 川崎市役所支部の会員数は現在77名であり、平成25年は、川崎日航ホテルで創立50周年記念式典が、平成26年は熱海で総会が開催されました。私は熱海の総会には都合が悪く参加することができませんでしたが、平成25年の川崎日航ホテルの式典では、多くの諸先輩方が参加されており、各職場の話などをたくさん聞かせていただきました。その際に、川崎市のOBの結束の強さをとても強く感じ、その一員であることに誇らしい気持ちになりました。
 今後も、東京都市大学校友会川崎市役所支部総会や年間行事に参加し、仕事をしていくことで改めて諸先輩方が築き上げてきたモノの重みを感じ、その仲間であると実感しながら今後川崎市に入庁する後輩たちにも誇れるように仕事に臨みたいと思います。
 最後に、東京都市大学校友会のご発展と会員の皆様のご健康と各界、各分野でのご活躍を祈願し、支部便りとさせていただきます。
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