沖縄支部だより
支部長 翁長 武行(S33建築)

 支部活動が盛り上がりません。組織の組み替えが出来て、新世代の会員とも親しく交流したいが、東京と沖縄では距離があり過ぎる。本部事務方は条件のそろっている環境で事の子細を処理出来るが、沖縄は日本国であっても離れ島です。若い会員方の所在が不明、この四年間で実質何人増になったか、新卒会員が何人ぐらい県内に住んで居るか、職業はどこで何をしているか不明であったりする。
 平成19年までは毎年夏場に「大学と父母との連絡会」が開催され、現役在校生、同御父兄様方々と交流する機会があった強みもあって、支部会会合等に集まれる機会はあった。しかし、平成21年を最後に開催されていない。また、個人情報保護法が施行されてからは、支部会員の名簿も扱い難くなった。会員の身分、在所等に関わる秘密保持が優先的に扱われて、遠隔地では不自由している。校友会を活性化させたい。旧武蔵工大時代、東横学園時代の会員は、年齢的なハンディーや社会的責任も背負っている年齢層ばかりが残っていて、校友会活動も積極性を感じません。何か知恵を?支部会の活動に向けて、平成28年2月頃を目処に、何らかの形を整えられると思います。
 校友会の主になる会員は、昭和30年代の卒業生が主で、多くは現役を退役しておられる。琉球政府時代は先輩方に役付きの方々も数名、琉球政府や那覇市役所始め、部長級まで勤められたり、結構ムサコウ勢も元気に活躍されていたし、地元大手、沖縄電力、琉球石油、等沖縄をリードしていた企業にあっても武蔵工大卒業生が活躍しておられた。世代は先輩方のおかげ様で誇らしさも味わえた。先輩方が現役を去られ、沖縄も日本国の一県に世代わりし社会事情の変化が生じて大学を卒業しても地元へ帰省する若者が減少し始めた事情を含め在住同窓生が毎年少なくなって来た原因があるし、新入生も年々減っているようで、今日の東京都市大への合流が世相を加味している要因のような変化も多分に影響はありそうだ。
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