未来への発展のために:現役学生との交流促進
羽倉 尚人(H17エネルギー基礎)
■世田谷祭に合わせて、卒業生と現役学生が交流できるイベントを開催した。卒業生11名、教員1名、学生6名の参加があり、昼食をとりながら、各自の自己紹介、近況報告を行った。電力会社勤務のHさんは、原子力発電所の建設現場や、福島の原子力発電所事故の復旧支援を紹介した。放射線計測機器メーカ勤務のYさんは、原発事故後の放射線測定器の高い需要に応えるための苦労話を紹介した。学生は、現在学んでいることや、希望する卒論テーマなどについて話した。原子力安全工学科の学生団体「閃源会(せんげんかい)」からは、夏に福島で空間線量を測定し、自治体の首長からお話を伺ったなどが紹介された。卒業生からは最近の学内の雰囲気や、進路の希望などの質問があった。今後も卒業生と現役学生が活発に意見交換し、学生が先輩を身近に感じられる会にしていきたい。
■毎年6月に定期総会を開催している。また、卒論発表会で優れた発表をした学生に対して、学位授与式に「友の会賞」を贈っている。
秋の懇談会の様子