京滋ニュース

支部総会実施報告書（京滋支部）.pdf

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支部長　乾　康一（S48建築）
早いもので支部長を拝命して2015年春で規定の3年になります。
故北澤学長がお元気なころ「是非、京滋支部総会にお越しになり古都の良さを満喫してください。」と申し上げたところ笑顔で「是非行きましょう。」と仰っていただいたことが忘れられません。ほんのちょっとの出会いではありましたが懐の深いお人柄に接し感激いたしました。
私事で恐縮ですがとっくにリタイアの世代ではあるのですが現所属の会社の東京支店に会社の段取り（支店長代理）で社宅をあてがわれ週日は全日単身赴任で東京におります。時代の要請か耐震補強の特殊工法の技術営業に走り回っています。従いましてなかなか支部のために汗をかくことが出来ず申し訳なく思っております。それでも春は吉田校友会副会長をお招きして琵琶湖畔のウオーキング・バーベキュー会を開催し、春と秋には湖都会と称してゴルフのコンペを行い、わきあいあい楽しく交流を深めております。支部の諸君のご尽力に改めて感謝します。総会は毎春京都駅前の京阪ホテルにて開き二次会では顔見知りになった仲間どうし家族のような会話に時間も忘れるぐらい飲みました。もっともっと交流の輪を広げたいのですが物理的に東京にほとんど滞在している身ですので、今後は次期支部長にバトンを渡し、私はさらなる支部の発展に微力ながら力を注ぎたいと思っております。
江戸で生活するのにはと通勤電車のなかで藤沢周平の短編小説を読んでいます。とてもさわやかな江戸の風俗習慣が読み取れ電車の窓から垣間見る荒川と東京湾の景色に接し江戸時代の町民にタイムスリップする心地よい錯覚に落ちたりしています。この便りを書いているころは例年京都も紅葉の季節でスケッチにしました洛北源光庵とか嵯峨野の寺々も私にとっては自宅近郷のホッとする空間です。校友会の益々のご発展を願い筆を置きます。