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川崎支部便り(第85号 2025年2月号)マレーシア赴任で経験したこととは? 川崎支部長 山岸一雄

① 人事異動期は事故が多いようです。つまらぬミスも散見されます。事故を無くす手立てとして、3Hの原則があります。「はじめて」「ひさしぶり」「変更」。

② 私は高所恐怖症ですが、現場初日には建設中のビルの外側にせり出したタワークレーンのポスト内の階段を上り、オペレータ室まで上がりました。ポスト一番下が70階くらいに設置されていたと記憶していますので、地上300m位かと思います。当時クアラルンプールで一番高い建物が写真のKLタワーでしたが、それを見下ろしたり、現場とKLタワーの間をヘリコプターが飛行する様子を見ることができました。1ヶ月もすると高所も慣れて、1995年の大晦日はタワークレーンの上で迎えました。

③ 日本の侵略戦争を1928年(昭和3年)1月1日と定めたのは裁く側の都合でしかありません。東京裁判では、日本が侵略戦争を始めた年はいつなのか、という問題が大きな焦点になりました。これはつまり、満州事変を侵略戦争とみなすか否かという問題と関わることになります。そして結局、法廷は日本の侵略戦争の開始年月日を1928年(昭和3年)1月1日と定めました。   

これは非常に大きい問題です。そもそもポツダム宣言は「今次の戦争」を終結することを受諾したものであり、当然、裁判の対象は「今次の戦争」でなくてはなりません。

詳しくはこちらへ。川崎支部便り(2025年02月 第85号)(随筆リレー(松本-マレーシア)⑫)20250130.pdf

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